いつも気になる映画をやっている渋谷のUPLINKファクトリー。
政治がらみのドキュメンタリー色の強いものが多く、どれも興味深いので 見に行こうと思いながら、何年も行けてませんでした。 英語作品も、少ないながらやっているので、いつか仕事の売り込みをしようと思いつつも それも延び延びになってた(一度だけ営業電話をかけたが、それっきり)。 で、やっと重い腰をあげて見に行ったのが 「チベット・チベット」 映画の詳細はリンクに飛んでもらうとして・・・ とにかく感動して、揺さぶられるものが大きかったです。会場の端々からもすすり泣きが・・・ 個人的な旅の記録が、まとめてみたらすごいリアルなドキュメンタリー映画になっちゃった!という感じが、映画のありかたとして興味深かった。2年も旅をして、膨大なフィルム(じゃなくて、ビデオだからデータ?)のなかから1時間ちょっとの作品として編集するのは、相当試行錯誤があっただろうなぁ、と。 この人、ふだんは何してるんだろう? さいきんのチベット騒乱でメディアでも注目されたダライラマ14世に、10日間ほど同行取材をしたそうで、チベットから亡命してきたばかりの僧侶たちに、「ここは暑いインドだから、果物は腐ってないかよく確認してから食べなさい。今は疲れているだろうからとにかく休むように」 と厳しくも温かく語る法王、謁見にくる人々に慈悲深い笑顔で接する法王、など、貴重な映像も見られます。 ダライラマは、説法にもジョークをまぜたり、ちゃめっけと好奇心があって、経済や科学にも心が開かれているところが、すごいなぁ、と前々から思っていたのですが。 40年間も亡命生活をおくりながらも、中国政府にたいする恨み節が、その口から一切出てこないところが、ほんとうにアッパレで、敬服します。 (などとわたしごときが云々いうことすら失礼だが)。気になる人ではあったけど、ますますファンになったわ。 こないだラジオで、中丸薫とかいうおばさんが、「ダライラマはCIAとMI6の手先で、中国に世界の敵意を向けさせるための存在」といっていたが、彼女の本をざっと見たところ、単に自己顕示欲の強い目立ちたがりのおばさん、という印象なので、それは信じなくてもよい、でしょう。 チベット自治区では、いまやチベット人より、移住してきた中国人の数が多く、なんと、ここに移住するなら囚人も釈放されたそうです。 チベット人の子供たちは中国語が話せるが、おとなたちはままならず、そのため経済活動にもついていけないから、多くが物乞いになっています。美容院などのお店に入ってうろうろするチベット人の物乞いを、タバコを吸いながら髪を切ってもらってる中国人の女が白い目で見て、店主がしっしっと追い払うシーンなどは、ショッキングでした。普通のテレビ報道では、まず見られないでしょう。 拷問の後遺症に苦しむ亡命女性の言葉。 「援助などより、とにかく知ってもらうことが大事なのです」 きょうは暗い話でごめんなさい。でもとにかくよい映画なので、お時間ある方はぜひ! UPLINKでも7月後半から延長上映されるそうです。 あ、おすすめしてくれたHさん、ありがとう☆ #
by citroen77
| 2008-06-29 15:03
| シネマ
先日のオステ日記を読んで、翻訳仲間のAさんが、くだんの治療院に行ってくださいました。
結果、具合がわるかったところがかなり良くなったそうです。 紹介されてくれて(?)どうもありがとう☆ 定期的にいってみて、また何かいい変化があったら教えてね。 自然療法推進委員のわたしとしては、うれしいので、ここにもご報告しておきます。 さて、今日もまたまた、いいものをご紹介。 みなさん、ほうきって使ってますか? また、どのくらいの頻度で? ほうきといえば、掃除機の補助役というイメージがあるかと思いますが、 使い方によっては、おそうじのメインアイテムにすることもできます。 掃除機って、ガーガーすごい音がするけれど(うちのが安物だから?)、よく考えたら ある場所にあるゴミを、掃除機の中にあるゴミパックに移動させる、というだけのことに けっこうなエネルギーを使ってますよね。 しかも、ほんの数十センチという距離。 冷静に考えてみると、あほらしい。 確かに吸引力はあるけど、別に手動でやったっていいのでは? 手動でできれば電気代タダだし! ということで、今までもなるべくほうきを使うようにしてました。 でも、愛用してたのが、穂先の短いもの(無印のやつ)だったため、 フローリング部分しか掃けず、やっぱりカーペットには掃除機が必要でした。 しかし、先日、ちょっといいほうきを買ってみたところ・・・・ ひと掃きしてみてビックリ! す、すごい細かいほこりまで、ぶわっと舞い上がりました。 穂先が細かいので、カーペットのほこりやゴミも掃きだせます。 あっという間に とりこに。 以来、週に一回掃除機かけるのが関の山だった超ずぼらな私が、 毎日そうじするようになりました。 ほうきを目に付くところに置いてあるんですが、見るたび、はきたくて仕方なくなるんです(笑) ほこりがたまってなくても、掃きたくてうずうずするんですよーー 誰か、とめてください。 ああ、書いてるとまた掃きたくなってきた。 そんなにまで私をとりこにした ほうき様がこちら。 一見、なんてことないほうきですが、けっこうオシャレですよ。 メーカーさんのサイトはこちら でも直接よりはネットショップで買うほうが、送料無料になったりしてお得です。 私が買ったのは、石けん百科というサイトですが、楽天でも買えると思います。 ほうきにしては高いけど、一生モノだと思えばなんのなんの。 種類がいろいろある中、私の選んだのは、「お手軽ぼうき」 大きめなので、2DKの部屋もあっというまに掃けちゃう。 ちなみに、フローリング用ワックスなどの代わりに、茶殻をまいて掃くとぴかぴかになります。 新聞をぬらしてちぎったやつを撒き散らし、それをかき集めるようにして掃いても、 インクがワックス代わりになってGood。 ずぼらな私に限ってかもしれませんが、もうほとんど掃除機使わなくていいかも。 うちのウズは、掃除機をクローゼットから取り出す音がすると一目散に逃げるので (音と姿がこわいらしい) 環境にも猫にもやさしい。 毎日のように使っていたコロコロ・テープのように、紙を大量消費することもないし、 さらさらという掃きごこちも気持ちよい。 ほうき生活、おすすめです。 #
by citroen77
| 2008-06-04 16:35
| 生活
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プロフィール
フリーランス映像翻訳者
(東京在住) 映画やドラマの字幕、吹替翻訳を主にやってます。趣味はウクレレを弾くことと、猫の腹に顔をうずめること。 メールはこちら ~リンク~ 翻訳者ディレクトリ クリック募金 ライフボート犬猫を救う 以前の記事
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